スタート地点
すべてのルートの起点になります。少しわかりづらいので、
最初はどちらへ行けばいいのか迷うかも・・・
セクション0
スタート地点にある階段からセクション2の入口までの区間の通称です。ここはトレラン用のコースで、MTBはそこを逆走する形になるので、ゆっくり走り(下りなので、ペダルを漕がなくても進みます)、ランナーと出会ったときはすぐに停車して道を譲りましょう。
セクション①
スタート地点の向かって右側、谷をまたいで広がるセクション①は、他のセクションとは趣が異なります。スタート直後に出現する上級エリア、通称ジェットアッパーは本当に危険なので、安全確認をくれぐれもお忘れなく。トレランコースからの分岐の先、杉林とクヌギ林にまたがる区間は進入ラインが多数あり、出口も2つ用意されています。走り方に決まりはないので、まずはMTBを降り、歩いてライン取りを考えるとよいでしょう。なお、他のバイクと交錯する危険性があるので、「交差注意」の看板がある場所ではいったん減速し、安全を確認してから進入するようにしましょう。
セクション①から②、⑦まで
この区間は遊歩道です。セクション①が終わった後、左折するとセクション②へ行けます。途中の下りはガレています。また、その先の橋は濡れると滑りやすく、橋の出口は直角の左コーナーになっています。歩行者も多い区間なので、注意して走りましょう。
セクション②
短い直線と小さなコーナーが連続するセクションです。セクション後半には下りも2つあります。最初の2段になった下りは“プッシュ”の練習に最適。うまくクリアすれば、上り返しで漕がずに登りきれます。2つめ(セクションの最後)の下りには超ミニジャンプが用意されています。失敗しても転ぶ可能性はかぎりなくゼロに近い高さなので、ジャンプに慣れるのにうってつけです。
セクション③
セクション②と同じクヌギ林のセクションですが、よりアップダウンが激しくなるので中級者以上にお勧めです。入口直後の分岐を左に行くと逆バンクのコーナーがあります。ここではスリップダウンに注意しましょう。右に行けばテーブルトップジャンプです。飛び損ねても比較的安全なので、ぜひチャレンジしてください。テーブルトップの後は、トライアルチックな遠回りコースにも行けます。
セクション④
シンプルな通常ラインの他、谷を下って再び登ってくる上級者向け遠回りエリア、通称「奈落の底」にも行けます。ここには大きなジャンプや高速のバームコーナーの他、ヒルクライムテクニックが試される「ハバネロ坂」と「ワサビ坂」があります。のんびりライドに飽きたらぜひ挑戦してみてください。
セクション⑤
高速コーナーに始まり、短いが難しい上りや起伏のあるタイトターンが厄介なテクニカルセクションです。特に下りと上りが交互に連続する延長エリアでは、テクニックに加えて体力も必要となります。余談ながら、最初の坂を上った後の左回り区間の内側は広場になっており、ここにハンモックを張ってのんびりするのは胎内平MTBエンジョイパークの隠れた楽しみのひとつです(笑)。
セクション⑥
小さなコーナーが連続する低速セクションですが、セクション②と違ってアップダウンがあり、コーナーも曲がり込んでいるものが多いのが特徴です。速く走ろうとするとちょっとイライラさせられますが、基本練習には最適です。
セクション⑦
長い下りと特徴的な上りを楽しめます。スラローム区間はコース幅が広いので、いろいろなライン取りが可能です。いったん舗装路に出てからコースに戻るところ(携帯電話の電波塔の裏)がわかりづらいので注意してください。
遊歩道
読んで字のごとく「歩道」ですので、くれぐれもスピードの出し過ぎにご注意を。疲れたとき、パンクやメカニカルトラブルが発生したとき、コースがわからなくなったときは遊歩道に出ればスタート地点まで安全に戻ってこられます。
バンビーニ
セクション5の後半とセクション6の前半を利用した、初心者やキッズ向けのコースです。スタート地点で通常のコースに入らず、左へ行ってください。その後は「バンビーニ」という看板に従って走ればOK。転ぶ危険性はほとんどないので、誰でも楽しく走れます。