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自分好みのルートをチョイス!

 胎内平MTBエンジョイパークのコースはちょっとかわっています。普通のMTBコースは「ショートコース」と「ロングコース」とか、「初心者向けコース」と「上級者向けコース」といったコース区分になっていますが、胎内平MTBエンジョイパークには7つの“セクション”(走行区間)があり、利用者はその中から好きなセクションだけを選んで走ることができます。つまり、ダウンヒルが好きな人はグラビティー系のルートを、クロスカントリーの練習がしたい人は運動強度高めのルートを、のんびり景色を楽しみたい人は比較的フラットなルートを設定して、自分に合ったペースでマウンテンバイキングを楽しむことができるのです!

走行順路

 ルートの設定は、セクションを番号順につないでいくのが基本になります。セクション番号をさかのぼる(たとえばセクション4から3へ行く)ことはできません。また、MTBコースと遊歩道のどちらにも進行方向の指定があるので、矢印看板を見て、逆走しないように気をつけてください。

 各セクションは入口から入って出口から出ます(当たり前ですね!)。ただし、セクション3、4、5はつながっているので、セクション3の入口から5の出口まで直通で行けます。  

 

 「逆走しないこと」と「セクション番号をさかのぼらないこと」の2点さえ守っていただければ、ルート設定は基本的に自由です。実際にコースを走ってみればわかりますが、セクション1とセクション5だけを走るルートを設定するなんてことも可能です!

ビギナー向けルート

 さまざまなルート設定が可能と言われても、最初はとまどってしまいすよね。最初はビギナールートを走って胎内平MTBエンジョイパークに慣れてください。

 

 ビギナールート: スタート地点からまず階段を上り、トレランコースをゆっくり進んで*セクション2の入口まで行きます。セクション2を通り抜けた後は、遊歩道を通ってスタート地点へ戻ります。最後にセクション6を通ってコーナーリングの練習をするのもお勧めです。

*階段からセクション2の入口まではトレランコースを逆走する形になります。ゆっくり走り、ランナーと出会ったときは停車して道をゆずりましょう。

 
よくある質問
コースが複雑で、自分が正しい方向に走っているのかわからない

 各セクションと遊歩道の位置関係がわかれば、それほど複雑ではないとわかっていただけると思いますが、最初はちょっと戸惑うかもしれませんね。

 

 コースには走行方向を示す看板の他、黄色い目印テープも張ってあります。これが向かって左側に見えていればOK! 進んでいる方向に間違いはありません。右側に見えている場合はすぐにUターンしましょう。 道に迷ったときは、コースに沿って進むとそのうち「遊歩道」と書かれた看板があるはずなので、いったん遊歩道に出て、スタート地点の方(セクション2はコースを背にして左、3、4、5は右)へ進んでください。

 
セクションの中に分かれ道がいくつもあるんだけど・・・

 いくつかのセクションには延長エリアや上級者向けの分岐が用意されています。延長エリアの長さは数十mから数百mまでさまざまです。難所を避けるための、ほんの数mの迂回路もあります。いろいろな道を試してみて、自分の体力やテクニック、好みにあったルートを見つけるのも胎内平MTBエンジョイパークの楽しみです。*

*「上級」と書かれた看板の先は文字どおり上級者向けのエリアです。特にセクション1の上級エリア(通称ジェットアッパー)は非常に危険です。テクニックや体力に自信がない人は絶対に入らないでください! 

これはやっちゃダメ!

 くどいようですが、セクションと遊歩道には進行方向が定められています。逆走は厳禁です。セクション3だけをグルグル走るとか、セクション5を走った後にセクション4を走るといったことはできません。

 路面が湿っているときは、「上級」看板の先へは入らないでください。

 胎内平MTBエンジョイパークはレースコースでもトレーニングコースでもありません。遊歩道を含むルートでのタイム計測はしないでください。また、STRAVA等にコースやタイムをアップするのも禁止です。

 
その他の注意

・セクションの中で停車する場合は、できるだけ広い場所で、道の端に自転車を寄せて停車しましょう。

・かぶれる植物や鋭いトゲを持つ植物も多く生えています。草藪には入らないでください。

・コースの仕切りとして利用するため、わざと置きっぱなしにしてある倒木や刈っていない植物もあります。勝手にコースレイアウトを変更しないでください。コースの難易度を上げるために置いてある倒木も同様です。

 

超重要

 セクション1の上級ライン、通称「ジェットアッパー」は非常に危険です。ブレーキをかけながらでないと下れないレベルの人は転倒の危険がありますし、路面も激しく損傷しますので、絶対に入らないでください。

 また、雨の後はもちろん、山菜採りの人がいる季節や梅雨も「進入禁止」となります(横断禁止の看板を立ててありますが、無視する人は必ずいます)。進入可能な場合も、必ず路面の状態や歩行者の有無を確認しましょう。

 

 

ルート例

(○の中の数字はセクション番号。セクション0はスタート地点から階段を上ったところにあるトレランコースのことです)

基本ルート: ①→②→③→④→⑤→⑥

文字どおり、すべてのセクションを走るコースです。

全載せルート: ①上級→②→③延長エリア(ハバネロ坂*あり)→④→⑤延長エリア→⑥

胸やけすること間違いなし。くれぐれもお気をつけて・・・

*延長エリアの延長エリア。超激坂と倒木が連続する激辛区間です。

サビ抜き基本ルート:セクション0→②→③→④→⑤→⑥

のんびりトレッキングにお勧めの林間周回コース。延長エリアへ行くかどうかはお好みで。

ビギナールート: セクション0→②→遊歩道→⑥

激しいアップダウンが少なく、距離も1kmほどのショートコースです。MTBの乗り方に慣れるのに最適ですが、ビギナー以外も意外と楽しめます。

裏メニュールート: セクション0→⑤延長エリア→⑥

セクション0の出口はセクション2の入口ですが、ここでセクション2に入らず、左折するとすぐにセクション5の入口があります。全長は短いですが、ビギナーコースよりアップダウンが楽しめます。

ひねくれ者ルート: セクション①→②→遊歩道→⑤→遊歩道

たで食う虫も好き好き・・・コンセプト不明の謎ルートですが、こんなルート設定もできるという一例です。

 

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